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らくがきacのつくりかた

らくがき、音楽、暗号通貨、未来予想などについて… since 2016/1/1~

暗号通貨は分人主義を広めていく?繋げて未来妄想してみた!

暗号通貨 未来妄想

こんにちは。らくがきacです。

今日のブログは暗号通貨の未来妄想シリーズ第二回目を書いてみようと思います。

前回の未来妄想は一般意志2.0についての妄想でした。

今回は「暗号通貨と分人主義」について少し妄想していきたいと思います。 

人間の基本単位は「個人」?

今私たちが暮らしている社会は、個人に一貫した人格の同一性がある前提で成り立っています。

私達一人ひとりは日本国籍を持ち、戸籍があり、18歳以上はみんな一人一票の選挙権を持っている。

もしこの社会を構成する最小単位である「個人」が人格の同一性を持っていなければ、責任の所在があやふやになり、社会は不安定になってしまう…

今日はこの当たり前の常識に疑問を投げかけてみます。

もしかして暗号通貨のテクノロジーがあれば、個人を分割しつつ、安定した社会をつくれる可能性があるのではないでしょうか??

「個人」を分割する「分人」という考え方

私の好きな本のなかの一冊に、平野啓一郎先生の"私とは何か「個人」から「分人」へ"という本があります。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

 

 この本の主張を簡単にまとめるとこうです。

現代人は昔と違って、一生のうちに複数の環境に適応しなくてはならなくなった。

それなのにまだ「個人」に与えられたひとつの顔と名前で、複数の環境に適応しようとしている。そのせいで人格に不整合が生じてしまっている。

そこで「個人」を環境や人間関係ごとに分割した「分人」の集まりと考える「分人主義」を提案。現代人は「分人主義」でもっと自由に生きることができる。

たしかに、私もツイッターのアカウントを趣味ごとに作ったりしていて、「分人」という考え方のおかげで発言など自由にできている心当たりがあります。

暗号通貨を使うなら「分人」のほうが便利?

ではここから分人主義と暗号通貨をつなげて妄想してみます。

まず、未来予想の定番ネタで「必要なものが全自動で届けられる冷蔵庫がタダでもらえるようになる」というものがあります。

これは冷蔵庫のセンサーに買い物の情報を細かく提供した見返りとして、無料の冷蔵庫提供と自動補充サービスを受けられるというカラクリが裏にあります。

未来の便利なサービスは、無料冷蔵庫みたいに「個人情報を共有台帳に提供した見返りとしてサービスを受けられる」といったパターンが増えていくはずです。

共有台帳はAIが学習するためのビッグデータになっていて、みんなの買い物履歴などの個人情報がパンパンに詰まっています。

あなたが共有台帳にデータを提供すればするほど、あなただけに便利なサービスが増えていく。インターネットも情報を世界中に公開する人が増えていったおかげで便利になったのと同じようなイメージ…。

ここで情報を公開する単位が「個人」だと不都合が生じます。いくら便利だからといってなんでもかんでも共有台帳に記録されていったら恥ずかしいし、プライバシーも丸裸です…><;

そこで、公開してもよい範囲まで分人を分けてからみんな共有台帳に記録するようになるのではないかな~と個人的に妄想しています。

例えばこれから、スマートコントラクトの履歴をツイッターのアカウントに紐つけられるようになるとします。

どんな音楽を聴いて、どんな本を買って、どんなゲームをプレイしてきたのか、数億分人単位で公開台帳に履歴が記録される。

そのうち価値交換記録のブラウザができて、検索やマッチングやランキングなどの便利サービスが登場する。そしたらみんな価値交換の履歴が、お金よりも大事になってくる。

その価値交換の履歴がそのままアカウントの信用となり、アニメアイコンとハンドルネームのまま、家を買うためにローンを組んだり、借金をすることもできるようになる…個人名のサインよりも、分人の台帳履歴を参照したほうが手っ取り早く信用が確認できて便利になるのです。

そうなれば、一人の人間を一つの人格に閉じ込めていたなんて、過去の人類はとっても野蛮なことをしていんだねぇ…と、未来の人類はしみじみ現在の私達のことを語るようになっちゃうのかもしれません。